2006年01月27日

娘とタンデム

 世のバイク乗りのお父さん方のやりたい事の一つがこれ、「娘とタンデム(二人乗り)」する事だろう。かく言う私にも、ついにその日がやってきた!10歳になる娘の誕生日プレゼントを買いに、片道15分程の距離を二人で走ってきたのだ...
 
 前から「乗せて黒ハート」と言われる事はあったが、ステップに足は届かない(ぶらぶらしていると危ない)し、子供用ヘルメットなんて無い(大人用は重くてでかくてかぶれない)ので、「大きくなったらね失恋」と答えていた。しかし最近妻と背比べしては、「もう少しだね」等と話しているのを見て、これはそろそろかも知れないと思っていたのだ。
 昨日は、娘の誕生日プレゼントを溝口のトイザらスまで自転車で一緒に買いに行く約束をしていたのだが、裏道は先日の雪がまだ残って凍っており、しかも夕方暗くなってきてしまい危ないので、バイクで表通りを走って行くのはどうか?と提案したところ、「行く!」と言う事になった。

 とりあえずタンデムシートに座らせてみると、両足共ステップに届いている。ヘルメットとグローブはは妻のものを拝借したが、こちらもなんとかフィットしてしまった。大きくなったものだ...。さて出発しようかという時、まだ若干不安もあるのか妻と「ママ、事故にあったらもう会えないかも知れないね。」等と話をしている。なんだそれは、縁起でも無い。娘よ、もっと父を信用しなさい。

 さて、つかまり方や発進、停止、曲がり角での体の使い方等を簡単にレクチャーして、いざ出発。大人と違って体が軽いため、サスが沈まず運転するほうは楽チンだ。そのかわり、存在感が薄いので、体につかまっていないと後ろにいるんだかいないんだか良くわからず、何度も振り返って確認してしまった。暫く走って信号待ちをしている時に、感想を聞いてみると「お尻がビリビリする」らしい。まあ 500ccシングルなのでしょうがないな。渋滞ののろのろを抜け、ちょっとスピードの乗る橋を渡り、あっという間に到着してしまった。

 着いたお店で早速品物の物色をはじめた娘だが、行動だけはもう既に一人前の女性になっている。「あれにしようか、これにしようか」と、決めるまでに結局1時間もかかった。誰も教えてないのに、そんな所、妻に似なくたって良いじゃないか...。おかげで着いた時はまだ日が残っていたのに、もう外は真っ暗である。車のヘッドライトの流れる中、帰路に着く。帰りは少し慣れたのか、コーナーで少し倒しても笑っている。他の乗り物とは違う、この独特の感じが気に入った様だ。
 帰路もあっという間に到着してしまったが、バイクから降りると「もっと乗りたい」らしい。そうか気に入ったか、じゃ今度はどこにするか?楽しみが一つ増えたようだ。

 さて、ここまでは念願かなって良かったのだが、この後を考えるとちょっと複雑な気持ちになる。あと数年して「私もバイクに乗りたい」と言われた時や、ボーイフレンドと「バイクで二人乗りで遊びに行く」と言われた時に、果たして素直に「どうぞ」と言えるだろうか?「父の後ろ以外は危ないから駄目」と言っている愚かな自分が頭の隅っこにいるのだが、その時までに結論が出せているかどうか自信が無い。世のバイク乗りのお父さん、どうしてるんでしょうね...。


posted by lepton at 06:32| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 乗り物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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